地震発生時の建物火災の原因の約6割が電気火災
阪神・淡路大震災や東日本大震災の火災の約6割は電気火災で、令和6年能登半島地震で起きた輪島市の大規模火災も、電気に起因して発生した可能性が指摘されています。
感震ブレーカーとは
感震ブレーカーは大きな地震を感知すると、自動的に分電盤の通電を遮断します。
首都直下の大地震が起こった場合、各家庭の感震ブレーカー設置率が25%となれば、被害を約70%軽減できると想定されています。
首都直下の大地震が起こった場合、各家庭の感震ブレーカー設置率が25%となれば、被害を約70%軽減できると想定されています。
支援内容
- (1)感震ブレーカーの取付又は配付(無料)について
- 葛飾区では、感震ブレーカーの無料取付・配付を行います。
分電盤1面につき、1個の感震ブレーカーが必要となりますので、ご自宅の分電盤と同数(上限3つまで)をお申込みください。
- ①取付(原則・推奨)
- 取付事業者がご自宅に伺って、感震ブレーカーを取り付けます。取付の際は、お立ち会いをお願いします。
- ②配付
- 日中取付に立ち会えないなどの場合は、感震ブレーカーをご自宅に配送します。取扱説明書に沿ってご自身でお取り付けいただき、取付前後の写真を郵送又は[写真送付フォーム]にて送付いただきます。
- (2)取付・配付する感震ブレーカーについて
- 「震太郎(大和電器株式会社製)」という製品の取付・配付を行います。
震太郎は、震度5強以上の地震を感知すると通電を遮断します。アース付コンセント又は三つ穴式(三端子)コンセントに取付が可能です。
対象者
- 火災危険度ランク3以上の地域(※)にお住まいの方で、以下の4つ全てにチェックが入れば対象となります。
- ※火災危険度ランクは東京都が定めています。
詳しくは東京都不燃化ポータルサイトをご覧ください。
申請方法
- 対象になる可能性のある方には令和6年9月2日(月)以降順次、
「申請方法のご案内」を送付しています。 - 上記の「対象者」に該当する場合は、同封の「申請用はがき」又は[Web申請フォーム]よりお申込みください。
※Web申請フォームへは、「申請方法のご案内」に記載の二次元コード又はURLからアクセスしてください。
※対象となる方でお手元に申請書類が届いていない方は、お手数ですが[問い合わせフォーム]又はコールセンターよりお問い合わせください。
- 申込期間
令和6年12月14日(土)(必着)まで
- 注意点
- (1)「申請用はがき」又は「Web申請フォーム」いずれかの方法で1回のみ申請可能です。
- (2)アース付き又は三つ穴式(三端子)のコンセントに取り付けるため、予め取り付けできるコンセントをご確認ください。
- (3)支援する感震ブレーカーの機能上、分電盤に漏電遮断機能がない場合は設置(取付・配付)できません。
- (4)感震ブレーカーの取付に伺った際、対象でないことが分かった場合は取り付けできません。
申請後の流れ
- ①取付
- 取付日と時間帯は、決定通知書にてお知らせします。
決定通知書の到着は、申請後、最短で4週間程度かかります。
- ②配付
- 配付決定通知書と併せて送付します。届いた感震ブレーカーは、ご自身で取扱説明書に沿ってお取り付けください。
取付前後の写真を郵送又は[写真送付フォーム]より送付をお願いします。
感震ブレーカー機能付き分電盤設置などの費用助成について
- 「分電盤に漏電遮断機能がない・故障している」、「適当なコンセントがない」など、区が支援(取付又は配付)する感震ブレーカーの取付条件に該当しない場合も、感震ブレーカー付き分電盤への交換や分電盤に感震ブレーカーを取り付ける等の方法もあり、工事費用の助成制度もございます。
詳しくは[問い合わせフォーム]又はコールセンターよりお問い合わせください。
お問い合わせ
- お電話又は問い合わせフォームより、お問い合わせください。
- 葛飾区感震ブレーカー設置支援コールセンター
- 03-6738-9177
- (月~土/9:00~18:00)
日曜・祝日・年末年始(令和6年12月29日~令和7年1月3日)を除く。
令和7年3月31日は12時まで。